とあるSEの手順書

個人的な技術メモです。無保証ですが参考になりましたら幸いです。

アセトン転写のレーザープリンタによる比較

アセトン転写する際に、どのプリンタで印刷したり、どの用紙を用いるか実験してみました。

実験ケース

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左から順に

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  • Brother JUSTIO HL-L2365DW+普通紙
  • Canon Satena MF242dw+普通紙

アセトン転写手順

  1. レーザープリンタで印刷してプラスチック版の上に乗せる
  2. 100均の除光液(アセトン入り)をかける
  3. 全体的に湿ったら、うえからクリアファイルをかけて軍手でこする
  4. クリアファイルをはがし、乾燥させる
  5. 水でふやかして、紙をはがす

詳細は過去記事を参照ください。

stone-book.hatenablog.com

実験結果

実験した結果は下記になります。

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こちらも左から順に

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  • Brother JUSTIO HL-L2365DW+普通紙
  • Canon Satena MF242dw+普通紙

考察

結果からすると、コンビニで印刷したものが一番きれいにできました。何回か試しましたが、コンビニの印刷がきれいに転写できそうです。

もちろん、軍手でこすった際に、どれも同じように力をかけていましたが、やはりムラができたせいなのかもしれません。

ただ、レーザープリンタであれば基本的には、どれでもアセトン転写ができることが示唆できたかも。「力のかけ具合」「アセトンの量」などが変わる程度なのかもしれません。

また、普通紙と光沢紙ですが、光沢紙だとはがしにくく紙繊維が残りやすいと感じました。普通紙でも比較しても綺麗に転写できたと思います。